ゴールデンウィーク中、親子喧嘩が絶えなかった我が家。
主な原因は、外出先での息子の帰り渋りです。
楽しく過ごしていたのに、帰るときは「まだ遊びたい」と泣くことが多くぐったり…
そこで、家に帰ってから上手な遊びの切り上げ方について調べてみました。
参考にしたのは柴田愛子さんの『とことんあそんで でっかく育て』という本とモンテッソーリコーチあい先生の新聞記事です。
この2つから得た上手な帰り方を紹介します。
帰りたがらない子供の心理
幼児期はまだ時間という概念が身についていないため、楽しい「今」が一番大事!
実際に先を予測して自分の行動のブレーキをかけられるようになるのは、5、6歳から。
そのため大人目線で「ご飯が遅くなるから帰ろう」や「暗くなるから帰ろう」と
帰る理由を説明したところで、楽しい遊びをやめる理由として納得はしてくれないそうです。
そんな時は、理由を説明するのではなく「もう帰る時間なので帰ります」と宣言することが大事。
「ママがダメというからやめる」という習慣をつけることが重要とのこと。
理屈が通じない幼児の気持ちを切り替えるためには、多少の強引さも必要だそうです。
声掛けは3ステップで
また、親がスムーズに帰るよう気持ちを切り替える工夫を施してあげることも大事!
コラムにあった、スムーズに帰れるよう子供が気持ち切り替えられる3つの声掛けを紹介します。
1、事前に約束をしておく
遊びを始める前に、「5時になったらご飯だから帰ろうね」といったように
遊びを切り上げる時間と理由を説明します。
2、もうすぐ帰るねと予告をする
帰る時間の10分前から、「もうすぐ帰るよ」といった予告をします。
この時、「最後何で遊んでみようか?」と子どもに最後の遊びえを決めさせるといいそう!
「滑り台3回やって帰る」といったように主体的にルールを決めることにより
沢山遊んだ!といった満足感を得やすいそうです。
3、帰った時の楽しみを想像させる
『帰ったら夜ごはんはカレーですよ』や『今帰ったらアニメに間に合うよ』など
次の楽しみを想像させると、今の遊びから心を切り替えやすくできるそう。
実践して分かった難点
この3STEPを公園で実践して気づいた難点を紹介します。
↓実際の声掛け↓
1、「18時になったらご飯だから帰るね」
└公園に行く途中の車内でお約束、「わかった」と返事をもらう
2、「あと5分で帰る時間だけど、最後に何して遊ぼうか?」
└「まだ半分しか遊んでない」「帰らない」
仲良しのお友達もまだいるので、自分だけ帰るが嫌そう
3、「ごはん餃子だよ!おやつも買ってるよ」
└「まだ遊ぶ」連呼。
結局、一緒に遊んでいたお友達が「帰る」と言い出すとすんなり帰ることができました。。。
お友達との遊びにどっぷりはまっていたり、一番乗りで帰る場合には効果は薄いかも…
遊びに区切りがついた時点で
「もうすぐ帰るね」の予告をすることが大事なんだと実感しました。
帰り渋りで悩んでいる方は一度お試しください。
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