偏差値40台から開成高校へ合格した、現役高校生のギン太くんが書いたこの本。
ギン太くんが幼少期にお母さんにしてもらってよかったこと、もっとこうしてほしかった、といったことがマンガで描かれており、子供との接し方や、教育に関しての気づきをくれる1冊です。
この本を読んで我が家の4歳児へ実践した、国語/算数/理科/社会の4科目に即した遊びを紹介します。
本の紹介
『偏差値40台から開成合格!自ら学ぶ子に育つ おうち遊び勉強法』というタイトルの本書。
お母さんが子育ての色々をつづった日記を、息子のギン太くんがブログに起こしたことが始まり。
そのブログが子育てや教育で悩んでいる読者へ刺さり人気になり、共働きwithで連載のスカウトを受け、本の出版へ至ったそう。
ギン太くんのお母さんは教育の専門家でも特別高学歴でもないが、好奇心を学びに変える「工夫」がとっても上手!
お母さん自身も、実のお父さんから受けた詰め込み式の教育に疑問を持ち、「こうしてくれたらよかったのに」と思ったことを息子のギン太くんに実践したそうです。
また、最近の知育教材や玩具も色々紹介されていましたので、興味のある方はぜひご一読ください。
国語が好きになる遊び
- お散歩途中に見かけたものを声に出して説明
└自電車(車と同じ車両だから左側を通るよ)、たんぽぽ(春に咲いて綿毛を飛ばすよ) - 看板を読み上げる
└駐車場、病院、図書館、止まれ、給食の献立、ナンバープレート - カルタ
└読む力、集中力、記憶力など多角的に鍛えられる - しりとり
└知っているかぎりぎりの線の単語を出す→質問してきたら説明する - 読み聞かせ
└悲しいね、なんでこうなったのかな?などの感情や質問を混ぜながら読む
算数が好きになる遊び
- お会計をお願いする
└動物園への入場料、ジュース代、お土産代 など
子供はおかねへの関心が高いため足し算を覚えるのに「円」をつけるとわかりやすいそう - 図形に関する玩具
└マグビルド、タングラム、くみくみスロープ、算数図鑑 - 料理のお手伝い
└自然に数字に触れられる
例:等分に包丁で切ること、お皿を〇枚出す、何グラム量る
社会が好きになる遊び
- 暗記ものはポスター
└自然に知ってた!という状態を作ることが目標。
我が家では世界地図、日本地図、太陽系のポスターを貼りっています。
住んでいる県、親せきのいる県、好きな食べ物がたくさん獲れる県を積極的に紹介 - 大小問わずいろんなイベントへ連れていく
└地域のお祭り、フリマ、運動会、リサイクルイベント、物産展
社会とのかかわりを実感できたり、様々な活動に興味を持ってもらえるように - 都道府県カルタ&パズル
└聞いたことある!やこの形知っている!と地理に興味を持ってもらうことが目標
理科が好きになる遊び
- ペットボトル遊び(浮力・圧力)
└逆さまにして沈めて手を放し飛ばす、高く飛ばせるよう競争してもOK(浮力を体感)
└キャップをしてペットボトルを沈める→抵抗がある(浮力を体感)
└穴をあけてシャワー→水の出る速度の変化が分かる(圧力の変化)
└水を早く出すレースをする(振る、回す、押すなどやり方を工夫して競走) - コップで遊ぶ(表面張力・光の屈折)
└水を注いでいきあふれたほうが負け(表面張力)
└メダルの上にグラスを置いて水を注ぐと浮いたように見える(光の屈折/全反射) - 科学館へ行く
└近所の科学館では、地震/温度差/地球/磁石/慣性の法則など
小学校で習うような内容を、体験型展示で遊びながら体感することができました。
最後に
今回は4歳の我が子に、実践できていることを中心に紹介しました。
ギン太くんは中学受験をしています。
そのため受験に関する情報や、保護者の勉強のサポートの仕方など、よりお勉強中心の内容も書かれています。
息子が受験をするような年になるまで都度読み返すことができる本です。
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