最近、料理を手伝いたがる長男。
しかし、いざやってみるとキッチンがめちゃくちゃになったり、できずに泣いたりと大騒動。
そこで幼児のお料理教室を主宰している武田昌美さんのコラムから、子供と料理を作る時に挫折をしない3つのお約束を学びました。
実際に息子との料理前にお約束を唱えて実践したのでその感想もつづります。
最初にする3つのお約束
料理前に唱える3つのお約束を紹介します。
- 失敗は成功の1歩手前
- まずは説明をよく聞こう
- 最後まで自分の力で挑戦しよう
我が家では3つのお約束を意識し続けられるようにお料理時には紙に書いて貼っています。
この3つの約束が実際にどのような効能をもたらすのか紹介します。
約束1:失敗は成功の1歩手前
失敗は成功の1歩手前、これを唱えることで失敗を大事にとらえなくなるそうです。
また、大事なのは失敗の後の対応!
失敗した際に「次はどうしようか」と問いかけることで、
片付けをするのか? もう一回チャレンジするのか?このままで料理を続けるのか?
といったように、失敗後の対応を本人に考え、失敗に対してリカバリーする力を養う練習ができます。
約束2:まずは説明をよく聞こう
説明は基本的に言葉だけで行います。
言葉だけで教えることでしっかり聞く練習を積むことができます。
「しっかり聞いた結果、上手に作れた!」という経験を繰り返した子供は、積極的に人の話を聞くようになるそうです。
こうした経験は勉強はもちろん、人間関係を良好にするうえでも大切な力になりそうですね。
約束3:最後まで自分の力で挑戦しよう
子どもはゆっくり、『自分の時間』で料理を行うので、
親が急がせたり、手や口を出したりすると、そこで集中力が途切れるそう。
あまり手や口をだすと『もうやめた、あとはママ(パパ)がやって』と放棄する癖がつく原因にもなるそう。
親は言いたいことや手伝いたい気持ちを飲み込んで、最後まで挑戦を見守りましょう。
最後に、出来栄えに関係なく子どもが最後まで自分の力で挑戦できたことを喜び、褒めてあげましょう。大切なのはあくまで自分の力で成し遂げたことです。
ハラハラ,イライラを軽減する工夫
聞く力や挑戦心、やり抜く力をつけるのに料理が最適なのはわかりました。
一方で、実際に子供と料理をすると、危なっかしかったり散らかったりとハラハラ,イライラしてしまうことも多々あります…
そこで、我が家で実践しているハラハラ,イライラを軽減する工夫を紹介します。
- 使う材料と道具は事前に親が準備する
食材や食器の出し入れまで任せると「食器を割るかも?」「汚れた手で他の食器を触ってる‼」「冷蔵庫開けっ放し‼」といった小さな心労がぐっと減ります。
- 食卓で料理をする
キッチンだと高さがあるためものを落としたり、台があっても危なっかしかったりとハラハラしてしまいます。食卓だと調理器具や食材を置くのも安定しており、子供も料理に集中できます
- 安全な調理器具を準備する
子供用の包丁、少しの力で潰せるマッシャー、安全装置付きのピーラー、など子供専用の安全な調理器具を用意をお勧めします。刃物は特にヒヤヒヤの元なので我が家では貝印を使っています。
最後に
武田さんのコラムを読んで、子供と料理をするときは前向きな声掛けや、本人が満足するまで挑戦させることの大切さを知れました。
親としては失敗が目に見えていたりすると、つい手伝いたくなりますが、今は子供が大事な能力を身に着けようとしているんだと考えて、挑戦を見守るよう心がけます。
はじめての料理や親子でつくる簡単レシピをお探しの方は、こちらのブログも読んでみてください。
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