最高の子育てベスト55|0・4歳に実践したいこと


今の科学で「絶対に良い!」と断言できる実践的な子育てのアドバイスが書かれた本です。

IQがあがり、心と体が強くなる方法が紹介されている本書。
人生の中で最も変化の大きい6歳までのお子さんに実践すると効果的だそうです。

子どもの脳の発達に関する本の編集をされていたトレーシー・カチローさんが著者。
当時の経験を生かして、自分のお子さんに実践したこと、後にやればよかったと思ったことを、科学的根拠のある方法に絞って紹介してくれています。

紹介された中で、0歳と4歳の我が子にすぐに実践しようと思った育児法を2つずつ紹介します。

うんち、お腹減った、眠い!など赤ちゃんの要求を理解できずに長時間泣かせることが多々あります。
そのたびに赤ちゃんと早く話せるようになったらなぁと思います…


この問題に対して、ベビーサインが解決の糸口になるという研究結果が本書で紹介されていました。

ベビーサインとは、まだうまく話せない赤ちゃんと簡単な手話やジェスチャーを使って「お話し」する育児法です。

普段の語りかけにベビーサインを添えて赤ちゃんに見せていくことで、自然と赤ちゃんがその意味を理解してコミュニケーションがとれるようになるのがベビーサインです。

1990年代にアメリカで始まり日本でもベビーサイン協会なるものが設立され徐々に広まりつつあるコミュニケーション法です。


生後6ヶ月から、6週間ほど訓練すればできるようになる子が多いそう。

1,切り分けた梨を一切れ赤ちゃんにあげて、梨のサインを見せる。

2,2つ目の梨を見せて赤ちゃんがサインを作るまで5秒待つ

3,赤ちゃんがサインを作らなければ、親がサインを作り、再び赤ちゃんが5秒サインを作るのを待つ

4,赤ちゃんがサインを作らなければ赤ちゃんの指でサインを作り、梨をあげてから、親がサインをつくる

5、繰り返す

赤ちゃんがサインを作ったら、「そう!その通り、梨よ」とほめる

赤ちゃんが5秒以内にサインを作れるようになったら、2の工程での待ち時間を10秒まで引き延ばす

サインを覚える時間を作ったり覚える数を決めたりする必要はなし。
目にするものや触れるものを「お手てで表現するとこうなんだよ」と、語りかける時に手の動きを見せることを習慣にすると、赤ちゃんはベビーサインを理解していきます。

初めてベビーサインをする方向けのYoutube動画もあります。

赤ちゃんに「触っちゃダメ」「泣きやんで」とママの気持ちを投げかけるよりも「これが好きなんだね」「悲しいんだね、かわいそうに」と共感の声をかけてあげると赤ちゃんが落ち着くそう。

共感は健康にいいという研究
脳が共感を感知すると、心拍数とを低下させ血圧を下げることによってリラックス効果が得られる。
これは新生児も同じで、赤ちゃんの視点から「眠いのかな?」「疲れたよね?」と共感の言葉をかけながらあやすとぐずりが収まりやすくなる傾向があるそうです。

また、人間の脳は人間から学ぶようにプログラミングされているため、新生児といえども顔をしっかり見てお話しするとほうがGOOD!
このことから親がスマホに集中したり、テレビを見せっぱなしにするなど対面のやり取りを削ることは子供にとってプラスの影響が少なくなるそう。

4歳にもなると、「もういらない」と言われても「食べられるでしょう」「あと一口!」などとつい小うるさくいってしまっていましたが、これこそ子供の好き嫌いを助長する言葉だったそうです…


子供の何をどれくらい食べれるかは日々進化するそう。
だからこそ、子供の体の要求を信頼することが大事。

親の役目は、献立、食べる時間、場所を決めること。

食べる時間に関して、親が夕飯は18時と決めていても「お腹空いた」と子供から言われるとつい何かしら食べ物を与えてしまいます。。。
がなるべく避けた方がいいそう。

子供から「お腹空いた」と言われたら水をコップ1杯与えて、「夕飯まで待ってね」とすると食事のリズムが崩れずに、入眠もスムースになるそうです。

子供の興味を情熱に変えるにはあらゆる角度から追及させてあげることが大切。

長男はウルトラマンにはまっています。
そんな彼に今していること
└ウルトラマンの図鑑/本をそろえる
└フィギュアを置く
└プラネタリウムに連れて行く

角度を変えてウルトラマンを追求するためにできること
└粘土やブロックでウルトラマンを作る
└宇宙のポスターを貼る(ウルトラマンのいる銀河の紹介)
└トレーシングペーパーでウルトラマンを写し取る
└ウルトラマンが戦った土地を地図やGoogleマップで確認
└ウルトラマンが来るイベントに参加する

因みに4歳は人生で一番質問をする時期だそう
そのため子供が「なぜ」「どうして」「もしも」と問い続けることができる環境を作れれば、創造的な力を伸ばすことができるそう。

今が力を伸ばすチャンス!とおもい、面倒がらずに「音声ガイド」になったつもりで答え、分からないことに関しては一緒に答えを探してあげようと思います。

いまの科学で「絶対にいい!」と断言できる最高の子育てベスト55

55の科学的根拠がある育児法が紹介されているため0歳と5歳に今すぐ実施できそう、実践してあげたいと思ったものを計4つ紹介しました。

環境や資金があれば音楽教室に通わせるや、ネイティブと遊ぶ時間を設けるなどもしてあげたいのですが現実的にすぐにできることから始めてみようと思います。

バイリンガル教育は母国語の遅れにつながるや、泣かせっぱなしはよくない、など今まで信じていたことが科学的な根拠がないとのことに驚きました。
こういった勘違い?や教育神話的なものの賛否や根拠を知るのにもいい1冊でした。


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