年齢別おすすめ|おばけ・妖怪の絵本10選

夏に読みたい絵本と言えば、妖怪の絵本!
図書館にいくと夏にぴったりな怪談物の特集コーナーが出ていたりしますよね。

怖すぎると夢に見たり夜中トイレに行けなかったりと大変かと思うので、
そこまで怖くないおばけ・妖怪の絵本をご紹介します。

「おばけのアイスクリームやさん」教育画劇
作:安西 水丸

おばけのぼんちゃんは森のアイスクリーム屋さん。やってきた動物たちにそっくりなアイスクリームを作ります。
アイスクリームをもらった鳩は「くうくうぽっぽ」ぞうは「ばふぉばふぉ」と大喜び!
動物たちの鳴き声がユニークで楽しい絵本です。

「うさこちゃん おばけになる」福音館書店
作・絵: ディック・ブルーナ 訳: まつおか きょうこ

いたずら好きのうさこちゃん。ある日おばけに変身してみんなを驚かしてやろうと思いつきます。
さっそくお母さんに古いシーツをかぶせてもらって、穴をあけたら……みんなはもう、大騒ぎ!
誰かを脅かしてみようという子供心と、シンプルで鮮やかなブルーナの絵本は子供が大好きになるはず。

「ばけばけばけばけ ばけたくん」大日本図書
文・絵: 岩田 明子

おばけのばけたくんは、とってもくいしんぼう。おいしそうなにおいがすると、ふわふわ、ふわ~りとんできて、パクパクつまみぐい!するとあれあれ・・・ばけたくんのからだが、食べたものにかわっちゃった!?
シンプル明快!ユーモアと愛嬌に溢れた絵本です。

「おばけパーティ」ほるぷ出版
作: ジャック・デュケノワ 訳: 大澤 晶

古いお城の大広間。今日はおばけのアンリが友だちみんなを晩さん会にご招待。
お化けたちは食べた物によって色や姿が変っていきます。
透明になったお化けたちが食後のお片付けをしているところは子供の想像力を刺激してくれそうです。

「おばけのバーバパパ」偕成社
作: アネット・チゾン タラス・テイラー 訳: 山下 明生

姿を自由に変形できるおばけのバーバパパが火事場で大活躍し、町の人気者になるおはなし。
世界各国で愛されるの原点の一冊。
姿を自在に変えるバーバパパに夢中になるお子さんは多いはず。

「おばけのきもだめし」岩崎書店
文: 内田 麟太郎 絵: 山本 孝

おばけの子どもたちがきもだめしをするお話。
可愛らしい子どものお化けたちを、ベテランお化けがおどかします。出たー!とお化けの森を駆け抜ける子どものお化け。読み手も一緒になって「出たー!」と叫び、楽しくテンポよく読めます。
息子が3歳の時に図書館で繰り返し借りるため購入した一冊です。

「お化けの海水浴」BL出版
作・絵: 川端 誠

それぞれのお化けが得意技を生かして海水浴を楽しみます。
すなかけばばあは浜辺の砂をせっせと集め、ろくろっ首は長い首をのばして深いところから顔を出して歩きます。次々に登場するお化けとその特技、大人が知らないお化けもいて読んでいて面白いです。

「おじいさんと10ぴきのおばけ」ひかりのくに
作・絵: にしかわ おさむ

10ぴきのおばけシリーズ第1弾。
元気のないおじいさんに届いたプレゼントはなんと10ぴきのおばけ!ある晩、熱でうなされたおじいさんを心配したおばけたちは…
おじいさんとお化けたちの思いやりのあふれる共同生活。きれい好きで、泣き虫で、こんなお化けなら会ってみたいと思えるはず。

「いじわるなないしょオバケ」文溪堂
作: ティエリー・ロブレヒト 絵: フィリップ・ホーセンス 訳: 野坂 悦子

うっかり ママの たいせつな しんじゅのくびかざりを こわしてしまった サラ。
ほんとうのことがいえず、ないしょにしていたら……くちから オバケが とびだしちゃった!
正直に話すころの難しさと勇気を教えてくれる絵本。

「おばけやしきへようこそ!」偕成社
作: ストリード 絵: エヴァ・エリクソン 訳: オスターグレン 晴子

森で道に迷った女の子が一夜の宿を求めたのはおばけ屋敷。おばけたちは女の子を怖がらせようとするのに、ちっとも怖がってくれません。それどころか快適に過ごしだし、お化けたちはやきもき!何とかして怖がらせようとする姿が可愛らしいです。
表紙は怖そうですが、ハッピーエンドなので安心して読み聞かせができます。

息子が2歳の時「ねないこだれだ」を読み聞かせた際に、泣かせてしまったことがありました。
それ以来、お化けの絵本は「怖くない」「ハッピーエンド」が基準に。

今回はその基準で選んだお化けや妖怪が出てくる絵本を紹介しました。
きっと読み聞かせの後は温かな気持でいられるはずです。

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