私が保育園探しをしていた時に苦労したのが情報収集でした。
田舎だからか、ネット上に情報が少なくホームページがない園もありました。
だからと言って、市内20以上ある保育園すべての説明会に参加するのも難しい…
そんな中、ある施設に行くことでリアルで有益な口コミを入手することができました。
その施設とは、子育て支援センターです。
リアルな口コミの重要性や、子育て支援センターの利用方法、
情報の聞き方など実体験をもとにご紹介します。
リアルな口コミが大切な理由
今の保育園の情報が手に入るから!!これに限ると思います。
この「今の」が重要です。
口コミサイトを見ると新旧いろいろな情報が出てきます。
「事故があった園」「手をあげる先生がいる」などなど
しかし、事故後に原因は改良されたかもしれない。
手をあげる先生は辞めたかもしれない。など、
ネットの情報や親世代からの評価は、
今の保育園の実情とは異なる可能性があります。
そのため最近の保育園の状態を知っている人にお話を聞く方が、より実情に近い環境を知ることができます。
子育て支援センターがおすすめの理由
より実情に近い環境を知るためにおすすめなのが子育て支援センターです。
子育て支援センターは、乳幼児と子どもを持つ親が交流を深める場です。
公共施設や保育所、児童館などの地域の身近な場所で、乳幼児のいる親子の交流でき、育児相談や情報提供なども行っている場所です。
私の住む市には5つの子育て支援センターがあり、通いやすい3か所に頻繁に通っていました。
子育て支援センターが情報収集の場としておすすめできる理由は以下の2タイプの保護者の方とお話ができたためです。
・上のお子さんを保育園に預けている通園児の保護者
・育児休業中の保育園の先生
通園児の保護者さんからは、入園時にそろえるもの、どんな先生がいるか、施設や行事などを教えていただけました。
保育園の先生をされている保護者さんから、先生同士の仲や施設、働きやすさなどを教えていただきました。
(私は先生が働きやすい園=心に余裕をもって子供に接することができそう、と考えているのでこのポイントが聞けたのは本当にありがたかったです。)
リアルな口コミが聞ける2つの理由
子育て支援センターという環境ではほかの場所で出会うよりも、
赤裸々でリアルな口コミが得られる確率が高いと考えられます。
その理由が以下の2つです。
- 匿名性が高い
会話の多くが「こんにちは(子供の)お名前何ですか?」ではじまり、
以降「○○ちゃんママ」と呼ぶため、親の本名を聞くことがない。 - 短期間しか会わない
子育て支援センターへは保育園や幼稚園へ入園する前のお子さんがほとんどです。
入園したら会う機会がほぼなくなるため、気軽に話すことができます。
以上の2点から、「保活中なんです」とこちらが切り出すと、「あそこはいいよ」「あそこはやめといたほうがいいよ」といった、赤裸々かつ比較的新しい情報をたくさん頂けました。
聞けて良かった!要注意な保育園の特徴3つ
子育て支援センターで得た情報で、特に有益だった要注意な保育園の特徴3つご紹介します。
複数の保護者の方から同じようなお話を聞いたので信憑性は高いかと思います。
- 先生10人が一斉にやめた
実務経験のない経営陣が、先生たちに無理な労働を強いていおり、
我慢の限界にきた先生が一気にやめるといったことが起きたそうです。
先生たちの心がギリギリだと子供たちへ十分な保育はできないですよね… - トラブルの解決方法がずれている園
遊具で児童が怪我をする事故が起き、園庭の遊具を全部撤去した保育園がありました。
この事故、遊具本来の使い方とは違う危険な遊びをしていた児童が怪我をしたそう。
加えて、当時保育士の数が足りていない状況だったそうです。
遊具の全面撤去=事故が起きた原因の解決になっているのか?
と当時保護者の間でかなり話題になったそうです。
トラブル時の対応策がずれていると感じる園では
我が子が問題を起こしたときや、巻き込まれたときにも
適切な対応をしてもらえないのでは?と心配になり、候補から外しました。 - 先生同士のが不仲な園
家族経営の保育園で、理事長先生の影響が悪い意味でとても強いそうです。
そのため新しい先生や、経営陣と違う意見をする先生がのけ者にされ離職率が高いそうです。
最後に
口コミは主観が入ることが多いので、できるだけたくさんの方とお話をして情報を集めました。
4月入園を希望しているかたは、夏ごろには情報収集を開始されると、より多く方とお話ができるかと思います。
口コミや保育園見学などでお子さんに合う園が見つかることを願っています。
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