我が家の長男は昆虫が大好きです。
保育園に行く前も玄関前にいる虫に興味津々でなかなか出発してくれません。。。
そんな昆虫が大好きなお子さんにぴったりな絵本/図鑑を12冊紹介します。
絵本:イラスト
『ほたるホテル』福音館書店
作・絵:カズコ・G・ストーン
夏のある日、虫たちの村に「ほたるホテル」が開業します。池のほとりで草花を使ってベッドを作りお客さんを迎えます。
招かれざる客のかえるのビョンタを虫たちが一致団結して追い払うなどドラマ的な展開も。
幻想的な絵がとても素敵で、初夏の季節感もたっぷり味わえる一冊です。
『セミくん いよいよこんやです』教育画劇
作: 工藤 ノリコ
地中で暮らすせみくんの家の電話が鳴り、「ええ そうです、いよいよ こんやです」、、、
土の中の家に別れを告げ、木に登る時。たくさんの昆虫も駆けつけ、みんなで特別なこの日をお祝いします。
「ノラネコぐんだん」の作者、工藤ノリコさんの描くおかしくてかわいい絵本です。
『とべ バッタ』偕成社
作・絵:田島 征三
豪快な絵と文字が特徴の絵本。ストーリーも天敵から身を守るため、小さな茂みに隠れていたバッタが、決心して大空に向かってはばたく力強い内容です。
大変な環境にいても自分から行動を起こし飛び立つバッタに勇気をもらえる一冊です。
『むしのもり』小学館
作: タダ サトシ
虫の森に住んでいるオオクワガタと友達のさっちんが、いろんな虫と楽しく過ごす物語。
出てくる虫たちはさっちんと同じサイズで、人間の言葉を話せる不思議な世界。それぞれの虫の暮らしや特徴、季節と虫の関係がストーリーに取り入れられているため、虫の生態を学ぶことも出来ます。
『イモムシかいぎ』 小学館
作・絵: 市居 みか
イモムシくんたちが、議題を書いた葉っぱを持って会議に集まります。最初はみんな「そうですな、そうですな」と聞いていたのに、途中でけんかが始まりおおさわぎ…話し合いの難しさを知れます。
途中鳥が襲い掛かってきたり、ユーモラスな絵だけれども迫力満点の描写もあり楽しい物語です。
絵本:実写
『ダンゴムシみつけたよ』ポプラ社
文・写真: 皆越 ようせい
子供たちが大好きなダンゴムシの世界を写真で追った絵本。生まれてから外界に出るまでに敵から逃げてエサを探して必死に生きるダンゴムシを愛おしく思える1冊です。
ダンゴムシの卵、赤ちゃんダンゴムシの脱皮はこの本で初めて見ました。
『だれだか わかるかい?』福音館書店
写真・文: 今森 光彦
次々に出てくる昆虫の顔のクローズアップ写真。迫力満点でユーモラスな顔ばかりです。この顔を見て「何の虫かな?」と問いかけ遊びが楽しくできる絵本です。
『セミたちの夏』小学館
写真・文: 筒井 学
アブラゼミの一生を美しい写真で見せてくれる絵本です。セミは成虫でいる2週間を描いた本が多いですが、この絵本ではセミのメスが卵を木に産み付け、卵が羽化して幼虫が地面に潜って大きくなるところも写真で紹介してあります。土の中での生活、幼虫期の危険などセミの一生を丁寧に描いています。
昆虫図鑑
『むしコレ(むしコレクション)』イースト・プレス
作:accototo ふくだとしお+あきこ
図鑑に入る前段階としておすすめです。虫の標本を絵本に閉じ込めたような一冊。
ちょうちょやカブトにクワガタ、クモにアリにテントウムシ、大人気の昆虫や珍しい昆虫まで。
図鑑より軽く、色彩豊かなイラストで描かれた『むしコレ』はお外遊びに持ち歩き、本物の虫と見比べてみても楽しめます。
『はじめての虫図鑑』学研
しかけ型の昆虫図鑑です。ページをめくるとダイナミックに虫が動いたり、虫の秘密を知れたりと子どもが喜ぶしかけが満載です。楽しみながら読むことができます。
『こども百科 4・5・6歳のずかんえほん こんちゅうの本』講談社
可愛らしいイラストと、すべてひらがなで書かれています。図鑑デビューには最高の1冊です。
身近にいる昆虫の情報がたくさん掲載されているので外遊びで見つけた昆虫をすぐに調べることができます。
『講談社のはじめての動く図鑑move』講談社
はじめてのずかん こんちゅう (講談社の動く図鑑MOVE) [ 瀧 靖之 ]小さなこどもが出会う身近な昆虫を網羅。DVD連動図鑑です。
カブトムシ、カマキリ、モンシロチョウ、ナナホシテントウ、こどもたちの好きなものが詰め込まれています。クイズやコラムなども満載。生きている写真なので、本来の姿を知ることができます。
コメント