鹿児島市立科学館|体験レビュー

遊び場

科学館に行きたがる4歳の息子。
一番楽しみにしているのが『ドームシネマ』と『実験ショー』です。

鹿児島市立科学館では、時期によってシネマやショーの内容が変わります。
そこで、ドームシネマと実験ショーの内容をご紹介します。

科学館から戻ってから家で行う振り返りや、覚えた遊びなども紹介します。

『地球で唯一の楽園 ガラパゴス』という映画を上映中。


ガラパゴス諸島の成り立ち、動物の移動と進化を描いた映画。

プラネタリウムを上映するドームで鑑賞するため、高画質の映像が視野いっぱいに広がり没入感が得られます。

出口では、トカゲ?のおもちゃをもらえました。(3回鑑賞したため3匹います)
投げて壁にくっつけてみたり、引っ張ったりと遊んでいます。

上映後に何が印象に残った?と息子に聞くと
「海イグアナが環境に適応するために海に潜ったり改装を食べるようになったこと」との答え。
(さすが3回目となると記憶の解像度が高い…)

個人的にはクモが糸を出して風を受けることによって、海を渡って何キロもガラパゴス島に来たということに驚きました。

大人も勉強になり、楽しめる映画でした。

2024年7月1日からは、『ガラパゴス』に代わり、『新オーロラを見た恐竜』が上映開始。

肉食恐竜・ナヌークサウルスの子ども「ヌック」と、植物食恐竜・アラスカケファレの子ども「ファル」。本来決して交わらないはずだった異なる種族である2匹の、数奇な運命と絆を描いた命のいとなみの物語です。

ヌックが誕生して、家族とはぐれて自立し、家庭を築く流れには感動しました…

途中、地球と月の関係や、自転と公転、地軸の傾き、オーロラなどの天文トピックも解説もありました。

地軸の傾きのおかげで北極では夜が続く時期があることなど、大人の自分も知らなかった(習ったけど忘れてた?)ことをたくさん学べました。

4歳児には解説パートは少々難しかったよう…
後々質問されても大丈夫なように、科学館出口に展示されていた、ドームシネマの解説ボードを撮影しました↑

こういうところ本当に丁寧で助かります。

実験ショーは1カ月に2度テーマが変わります。


今回見たのは、5月16日~31日の間に催される「挑戦!!科学マジック☆」でした。
いろいろな「科学の力」を使って、科学館の先生が「マジック」を披露してくれます。

1つ目:消えるパチンコ玉
ビール瓶の上に1円玉を設置
→ビール瓶と同じ経口の筒(ラップの芯)を瓶の上に設置
→筒の上からパチンコ玉を落とす
→ビール瓶の中に玉がはいる!
(1円玉が回転して、パチンコ玉がビール瓶の中へ落ちた)

2つ目:こぼれない水
水の入ったコップを用意
→飲み口全体を手のひらで覆う
→逆さまにしても水がこぼれない!
→容器を変えても、手を紙や鉄網に変えてもこぼれない!
(水の重さ(重力)< 大気圧&表面張力)

3つ目:水の色が変わる
薄い青色の水がたくさん用意される
→ティーカップに水を灌ぐ
→用意された透明のグラスにティーカップから水を灌ぐ
→赤、ピンク、黄色、緑、青 とグラスの色がそれぞれ変わる
(な・ん・で! 帰宅後ネットで調べてみたもののトリック不明…)

4つ目:曲がるスプーン
スプーンの絵が描いた薄い紙を用意
→手のひらに置くと曲がる
(手の湿気に反応?)

子供たちが、なんで?と疑問を口にしたり、考察を投げかけたりと大盛り上がりでした。
考察が当たっていた際には、その通り!答えてくれましたが
結局種明かしがないものも…

家に帰って家族であれやこれや調べてみました(これもいい経験)

2つ目:こぼれない水、は家でも実験しました!
興味のある方はこちらの記事をご覧ください。

マジックの考察
グラスになんか薬品が塗ってあった?熱のせい?等いろいろ考察しました

持ち帰った玩具で遊ぶ
実験ショーでもらった曲がるスプーンの紙
シネマでもらったトカゲ
かんたん工作で作った「ぶんぶんごま」

記憶力ゲーム
シネマに出てきた動植物をたくさん言えた人が勝ち
実験ショーでの解説を覚えているか
└例:水面張力ってどんな力?

発見や疑問をたくさん得られる科学館。
好奇心を刺激され、大人も子供も普段使わないような脳を使ういい機会になりました。

入館料だけでなく、ドームシネマやプラネタリウムも年間パスポートを作れるので、
何度か行く方は作られることをお勧めします。

鹿児島市立科学館の常設展や子連れで遊べる設備に関しては以下のブログにまとめていますので、ご興味のある方はご覧ください。


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